みなさん、コーティングは塗ればバチバチ水を弾いて気持よく洗車できるとお思いでしょうか? 特に新車は傷なんてないからササッと塗ってお終いって思われてはないでしょうか。
今一般的に普及しているガラスコーティングは塗るだけでその効果を発揮できるとはいえません。
一見綺麗に見える塗装面も不純物が付着しています。 たとえば新車でよくある例ではボンネットや屋根に保護シートを付けて輸送するのですが その剥がした糊の跡が残っていたり 鉄粉や洗車だけでは取れない汚れが付着していることもしばしばです。磨いていくと本来白いバフが茶色く汚れたりすることもあります。
経年車ではシミや汚れは当たり前で特に塗装面をぼんやりさせている原因は洗車傷などの細かいキズと汚れの複合技になります。 この塗装面にに日光が当たると乱反射して光沢がクッキリシャープさがなく見えます。 ぼんやりした輝きはそのクルマ本来の造形を消し去ってしまっています。
下地処理により塗装の不具合を取り除いてあげるとクリア層の透明度が上がりメタリックの粒子がはっきりと見えてきます。 そうすることでクルマ本来の輝きと造形を見せてくれプレスラインがはっきりと浮かび上がってきます。
新車から経年車まで1台1台それぞれのコンディションにあった下地処理が必要になります。 塗装表面の傷や汚れを取り除き平滑度の高い下地を作り上げることでコーティングの密着度を上げより強固な被膜が出来ます。
下地処理の重要性を感じていただければうれしいです。
ガラスコーティングを愛車にお考えの際には様々なガラスコーティングの性能も重要ですがその性能を引き出す下地処理にもこだわってみてはいかがでしょうか。