概要
下地処理(磨き)
ボディコーティングにおいて下地処理(磨き)は仕上がりを左右するばかりでなくガラスボディーコーティングの定着に最重要工程になります。
どんなコーティング剤を塗ろうとも下地がガタガタならコーティングの定着に支障をきたし本来の性能を発揮できません。それほど下地処理(磨き)は重要なのです。
そもそも下地処理ってなんでしょうか。
クルマの塗装は、通常約100~150ミクロン程度あります。コンパウンドで研磨すると言っても、クリア層の約40ミクロンの内せいぜい2~3ミクロン程度(通常の小傷の場合)です。極端な例えですがクリア層の半分位までは磨いても大丈夫です。
ですから、20ミクロンもあれは、あと5~10回くらいは磨けることになります。(1台のクルマを、10回も磨きに出す人は少ないと思いますが。)
当店ではお車の傷の一つ一つを確認しながら磨いていくのはもちろんですが磨きに取り掛かる前にボディ全体を膜圧計を使って各パネルの細部にわたってチェックしチェックシートに書き出します。この工程によりお車の状態が詳細に判り、作業を進める上で注意箇所を確認します。
このように当店では、大切なお客さまの愛車をお預かりして施工させていただく上で細心の注意を払い、よりよい仕上がりになるように努力を惜しみません。お客様のご要望をしっかり伺い、ご期待以上の仕上がりを目指します。当店では塗面の保護、耐久性の維持の観点から鏡面仕上げはおすすめしておりません。大切なお客さまのお車を一回だけの喜びで終らせたくありません。腕自慢でむやみやたらと磨くのではなく、隅々までよく確認し最善の仕上がりを見つけ出して、最良のコンディションに仕上げさせて頂きます。
お客さまの手に負えなくなったお車も復活する可能性があります。お客さまからも「再塗装する前に磨いてみてよかったよ。」「これなら再塗装の必要ないね。」というお言葉もいただいております。
あなたも愛車を初めて手にしたときのウキウキ感を取り戻してみませんか?
ぜひ読んで頂きたいページ
コース
新車コース
納車後1ヶ月以内のお車が対象になります。
表面の軽微な汚れや擦り傷、保護シートのノリ汚れ、防錆剤のタレなどを処置しフレッシュな塗装面に整えます。
施工期間:2~3日程度
スタンダードコース
微細な傷や淡色車で傷が気にならないなど軽度のお車が対象になります。
洗車傷や塗装陥没までいかない汚れなどを除去し塗装面を整えます。
施工期間:3日~4日程度
ミドルコース
上記2コース+αで中程度のコンディションのお車が対象になります。
2~3年ほど乗られて塗装のくすみや傷が気になってきたのでリフレッシュをご検討されている方には最適です。
施工期間:4~5日程度
スペシャルコース
上記3コース+αで中・重程度のコンディションのお車が対象にになります。
前のオーナーが洗車機でお手入れしていて洗車機傷が多いお車、屋外駐車で表面の荒れたお車、傷が良く見えボディの傷が気になってしょうがない方などにオススメです。
施工期間:1週間前後
お手入れ
拍子抜けする手軽さ
施工後のお手入れは定期的なシャンプー洗車のみです。メンテナンス剤を塗りこんだりする必要はありません。
洗車のコツ
- まずは足回りから(アルミホイール周辺⇒ステップ下⇒前後バンパー下)
- 全体をすすぎ洗い(ルーフからホコリを落とすように全体をすすぎます。)
- シャンプー洗車 (よく泡立てたシャンプーで擦らず泡で汚れを巻き込むように洗います。)
- すすぎ洗い (洗剤が残らないようにしっかりとすすぎます。)
- 拭き取り (ドア内や隙間の水分は充電式ブロアがあると便利です。)
- 完了